今日は、横山家に勢揃いした一家の昼食シーン。
このシーンは一度もカットを割らない長回しで撮影された。
絶妙なタイミングで、互いの台詞を交わしていく俳優陣。
彼らは自分の台詞が半秒ずれただけで相手の「間」を犯してしまうだろうその瞬間を
6分間、計6回も演じ続けた。
モニターを通してみる彼らの姿は、どこからみても
久々に集ったリアルな日本の家族、そのままだ。
この昼食シーンで食べていのはお寿司だったので、
撮影後監督が「お寿司を食べたくなった」と言い出した。
実は私も食べたくなっていたので、
撮影所の隣にあるピーコックに行ってお寿司を買う。
監督があまりに沢山のお寿司をスーパーの籠に入れようとするので一応止めてみたが、
「大丈夫だ」と言って聞かない。
相手は監督なので、言う通りにしてみる。
編集室に戻っていざ食べ出すと、結局監督はすべてたいらげた。
東宝撮影所の隣のピーコックの握り寿司パックは、美味しいです。
カンヌが認めた美味しさです。
明日もいい日になりますように。 |