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【このメッセージは作品の内容に触れています】
・・・。
2004年8月17日 雪
初めて一人で見た映画。少し緊張した。ホントはYOUが大好きだから見に行った。周りの大人たちは、心の中で何か考えてるのか、私には涙が感じられなかった。4番目の「ゆき」は妹の小さい頃によく似ていて、妹が死んじゃうんじゃないかと思って、涙が止まらなかった。映画が終わってからも、すぐには現実に戻れなくて、歩き始めたら手と足がガクガクした。
中学生の弟もすごく見たがっていたが、余りにも残酷で、かわいそうなので勧められなかった。

「東京」を感じました。
2004年8月17日 moccow
自分は東京で生まれ育ったのですが、
この映画はすごく「東京」という街をを感じさせる作品でした。
六本木ヒルズなどの華やかさや、
歌舞伎町などのネオン街、
浅草などの下町、
それとは、違う「東京」もあるのです。
外から見れば、決して恵まれた環境ではないけど、
子供たちは一度も涙を見せることはなかった。
監督が描きたかったのは、あくまで希望なのだと思います。
最近は押し付けがましい表現が多いです。
ここが笑うところだとか、泣く場面だとか…。
この映画には、そういうところが全然ないですね。
だから、きれいな作品になっているのだと思います。

愛しい映画
2004年8月16日 anne
込み合っていると聞いたので、先日、朝一番の回で観て来ました。映画観に足を運ぶのは、本当に久しぶりだったのですが一生、心に残る映画に出会えました。
何よりも子供達の目がリアルでした。子が親を想い慕う気持ちは絶大で、ありのまま包まれているのは実は親の方なのだと思います。
二人の子の母親としてそれは日々感じさせられています。そして私も子供の頃は同じ目をしていたのだろうと。映画が終わって帰り道、風景や道行く人がなぜか愛しく感じました。
余談ですが、あのアパートや公園がすぐ近所である事に気づき、夕方、子供と行ってみました。
次男は保育園のお散歩でよく来るんだよと大はしゃぎ。
園ではグルグル公園と呼ばれているそうです。
あのジャンケン遊びをしていた階段を登りきって見た空がとてもきれいでした。明君たちもお母さんと来たかっただろうな。

【このメッセージは作品の内容に触れています】
今日見ました・・・。
2004年8月16日 南あさみ
今日「誰も知らない」見ました。見る前はそこまでこの映画に意識してませんでした。でも今日見て途中ですでに涙が出てました。お母さんがいなくなってしまって兄弟だけでの生活が始まっていろいろあって・・・。本当にこんなことがあったんだぁって思ったら涙が止まりませんでした。。。でも1番はゆきちゃんが亡くなってしまうとこです。すごく切なく涙しました。。。まだ1番小さいのに最後にお母さんに逢えなくてなくなっていったのはきっと寂しかったでしょう・・・。

噛みしめるように観ていました
2004年8月16日 タラチネ
劇中で、明がすごくたくさん「ありがとう」と言っているのに胸を打たれました。閉じた世界の中とはいえ自分にとって一番大きい存在とも言える母親や、せっかくできたと思った友達にまで裏切られても、人とのつながりが楽しくてたまらないかのように、人間を信じている様子がとてもいじらしく、いとおしく感じられました。それが特に感じられたのは、明が親しかったパチンコの店員を訪ねた場面です。あの独特な強くて鋭い目つきが、店員と話している間は驚くほど人懐こく、やさしくなっていました。演技ではないにしろ、そういう表現がこめられているのにとても感動しました。
ドバッと号泣するというより、ぽろぽろ涙を噛みしめるようにして(?)観ていました。今まで見た中で新しい、すごく心に残る映画です。ありがとうございました!

余韻さめやらず・・
2004年8月16日 siesta
昨日映画館で上映を観てきた者です。
観終わった後しばらくは何も言葉が出ませんでした。
ゆうべはなかなか寝付けず、気が付くと子供たちの表情を思い出していました。
そしてタテタカコさんの「宝石」が頭の中にずっと流れていました。
こんなに印象の強い映画は初めてです。
一日たっても繰り返し、繰り返し考えてしまって・・・。
明が母親の新しい住所に電話した時、助けを求めなかったのは
オトナに対するものすごい不信感、捨てられたという絶望からであると思っていました。
けれどあの部屋の柔らかい明るさ、寄り添う子供たちの優しさ。
とても好き。それでも。
彼らの生活は希望に満ちているとは到底思えない。
彼らは何を思って生きていくのだろう?
そこがよくわからない私は、いつの間にかオトナになってしまっていたのでしょうか。
純粋に信じるコトができなくなるということがオトナになるということかもしれません。
私はこれからも考えつづけると思います。
素晴らしい作品に出会えて良かった。どうもありがとうございました。
公開中にきっともう一度観に行きます。

とにかくすごい作品です
2004年8月16日 すみれJ
言葉では表わせないものをこの映画は見せつけてくれた。人間なら誰でももともと持っている様々感情に、子供達の演技を通じて、シグナルを送りつけられた気がする。まさに映画でしかなしえない技だとおもったけど、あとにも先にもこんな映画ないだろう。柳楽くんの演技もさることながら、やっぱり是枝監督すごいです。

やさしいきもちになります
2004年8月16日 tomoko
自分の子ども時代を、愛情のある視線でみてくれた誰かがいたような気がしてしまう映画でした。
家に帰ると自分の子どものしぐさや、言葉のひとつひとつがたいせつに思えました。
だから、もしかしたら今度こそやさママになれる。

生きる
2004年8月16日 クレヨン
最初は話題作なので見に行きました。コーラを買って劇場に入りました。
見終わった後コーラが減っていませんでした。
一瞬も目が離せなかった。コーラなんて飲んでる場合じゃなかった。
今私達大人が出来る事は何だろう?
自分の娘を見つめじっと考えても答えが出ません。
一つだけわかったのは子供にとって母親ってああゆう存在なんだって事。
その気持ちを受け止めてけっして裏切ってはいけないと思った。

誰も知らないをみて
2004年8月15日 まさみ
正直、早く終わってほしかった。苦しかった。心がつかまれて涙が出なかった。でも、終わって涙が出た。愛してあげたい愛されたいと思えたから。そして映画が、あきらや私を愛してくれたから。子供たちの境遇、その中で生きたことを考えて、そのたちは忘れることはできないだろうけど、本当にいるその人に、幸せを願う。

是枝さんの感受性
2004年8月15日 佐藤
映画のレビューサイトで、「温かいまなざしの映画」でしたとあったので、どうしても気になって見に行きました。高校生のころ、映画をよく見ていてケン・ローチという監督が大好きになりました。その監督の映画を指して「温かいまなざしの映画」とかかれることが多くありました。それが見に行った理由です。
見に行った後の感想です。
もう一度見て、監督、子供たち、そのほかの出演者の人たちの感受性を、自分の限界まで受け止めたいって思っています。
ストーリー展開へのはらはらどきどきが邪魔なくらいなのです。
映画のディテールの訴えをもらさず受け止めたいと思わされるくらいにそこに現れている思いが、なんといったらいいのだろう・・・
うらやましいもの、いまの自分にとって言いようのない懐かしいもの、失ってしまったものの象徴であるかのようなのです。
とくに主人公の、疎外感、責任感、優しさ、わがまま、明るさ、弱さと強さの感情が、彼の淡白なしゃべり方や、鋭いまなざしや、無邪気な笑顔や、子供らしい指先に焼き撮られてたものでたまらない気持ちになりました。
ここまで、私たちの懐かしいと感じるような人間の心の有様(つまりは子供の心)に近づく事に成功している是枝さんには羨望せざるを得ないです。
是枝さんの感受性と、それを描くことができる技に圧倒されています。
拍手喝采です。
他の作品も是非見させていただきます。
これからも、いい作品を取ってください。

誰も知らないによせて
2004年8月15日 ミキ
言葉につまった。
簡単な言葉でこの気持ちを表現することは
なんだか違う気がして。
そのまま見た後の沈黙の中、自分の気持ちを誰かに伝えたいけれど、伝えられない歯がゆさに戸惑った。
今もその気持ちはわからない。
なんだろう。この気持ちは。

『誰も知らない』観ました。
2004年8月15日 鬼塚
映画館に着いてみると長蛇の列…
もしやと思って中に入ってみると、やはり皆『誰も知らない』を観るために並んでました。
映画のラストでは思いがけず熱いものがこみ上げてくるものがあって…
良かったです!!
やりましたねっ!
是枝監督!!

【このメッセージは作品の内容に触れています】
ふたたび
2004年8月15日 むぎ
初日に観てからというもの、青い空を見ると明や京子ちゃん、茂、ゆきちゃんの姿が浮かび、近所で遊ぶ子供たちを見ると、愛おしく感じてしまうようになりました。なんだかいてもたってもいられなくなって、昨日渋谷へ再びこどもたちに会いにいきました。何度観てもせつなくて、できることならこどもたちをぎゅっと抱きしめてあげたい・・・。
「誰も知らない」は、私の心の中にすっかり住みついてしまったようです。いえ、私が手放そうとしないのかもしれませんが・・・。
映画の帰り道、ふわふわと綿毛のようなものが風に舞ってました。映画の中でこどもたちがつかまえようとしていた、大きなタンポポの種に似ている!と思ってあたりを見回すと、アザミの花がふわふわの種をつけて生えていました。こどもたちが追っていたのはアザミの種だったのかなあ。こどもたちの姿が思いおこされ、うれしかったです。
うれしいこともう一つ。予期せず、初日の舞台挨拶以来再び監督にお会いでき、うれし泣きでした。

【このメッセージは作品の内容に触れています】
自分の生き方を改めるきっかけになりました。
2004年8月15日 みっちゃん
母親が働きに出てて家にほとんどいなくても、そこそこ楽しく懸命に暮らしていた幼い子供4人の生活が、母親がいなくなることにより一変してしまう話。これが実際に起こったこととしって鳥肌がたちました。小さな頭をふり搾り、生きる術を考え生きているのですが、それでもやはりどんどん貧しくなっていく一方。しかしその状況を素直に受け入れていく姿にとても切なくなりました。観終わったときにはなみだで自分のほほがかさかさになっていました。決して後味のいい映画ではありませんが、私がいままで観
た映画の中でもっとも存在感の大きい映画になりました。
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