皆さんから寄せられたメッセージ

クリスマスケーキ
2004年12月24日 アロエ


今日はクリスマスイブだったですね。
仕事の帰りにコンビニに寄ったら、サンタの服を着た店員さんがケーキを外で販売してました。
デジャヴかと思ったのですが、映画の一場面にありましたよね。
クリスマスケーキが安くなるのを、凍えながら物陰で待っている明君を思わず探してしまいました。
今夜は特に寒くて、あの子供たちの切なさを思うと胸が痛みました。
是枝監督、そして子供たち、製作に関わった皆さん
心に残る映画をありがとうございました。

無題
2004年12月23日 nat


Love Nobody Knows so much ; )

無題
2004年12月20日 なお


見に行ったのはずいぶん前の事ですが、今でも鮮明に思い出すことができます。
とてもきれいな映画でした。

見たよ。。。。
2004年12月17日 真紀


柳楽君の
演技最高でした!!
切ないけど、面白かったです。
めっちゃ、泣きました。。
これからも、頑張って下さい。。。
応援してます!!!

それでも
2004年12月16日 うーちゃん


拝見している間は、不思議と涙をこらえられたのに
思い返すと、なぜだか涙がこらえられません。

こんな実話があるなんて考えたくはありませんが
現実から目をそむけることは
懸命に生きる子供達の気持ちを無視するようで、
どうしても色々なことを考えてしまいます。

大人って何?子供って何?
強さって何?弱さって何?
何が最良で、何が最悪?
自由と拘束、喜びと悲しみ、
与える事と奪う事…

・・・それでも、
全ての基本は「愛」だと痛感した映画です。

お元気ですか?
2004年12月16日 祥子


監督の文や作品に込められたメッセージを感じ取ると、どう表現していいものかわかりませんが、胸を締め付けられるような感覚を味わいます。今日も、久しぶりにその感覚を思い出しておりました。最近は、このサイトを見る限り、監督の動きが見受けられませんが、お元気でしょうか?誰も知らないの反響は凄いものがあると思います。お身体に気を付けてがんばって下さい。応援しております。

私は耳が聞こえません。
2004年12月5日 もりやままなみ


始めまして、私は、ろうです。耳が聞こえません。
映画などを観るときには、日本語字幕が不可欠です。
「誰も知らない」を、ものすごく、観てみたいのに、字幕が無いので観られません。
それがものすごく、じれったくて、悔しいです。
友達(ろう)も観たい人が多くて、皆、「観たいけど、字幕なしでは観たくない」と、少ししかめっ面しながら言っています。
私自身、以前、何度か日本語字幕のついて無い邦画を観ましたが、おおまかなストーリーはわかります。が、映画を観た、という感が全くありませんでした。
英語字幕は付いていて、外国人は誰でも観れるようになっています。
日本の映画を日本人である私たちが真っ先に観られなくて、外国の方が先に観て、味わうことが出来るということはとても理不尽なことだと思います。
今まで我慢してきましたが、もう限界です。
黒澤監督の作品が良い例になります。外国での批評が、「クロサワはすごい」とたくさんあるのに、私たち『ろう』はクロサワの凄さを知らずにいたのです。
そしてDVD化。やっとクロサワの凄さを、クロサワの世界を、知ったことができたのです。

「誰も知らない」をDVD、VHS、どちらでもいいですから、日本語字幕をつけていただきたいのです。

どうか、万人が味わうことの出来る映画をみせてください。

ご検討お願いいたします。

From Webmaster:
2005年3月11日(金)発売予定の 『誰も知らない』 DVDは、日本語・英語字幕付きで ご覧いただけるようになっています。作品をご覧になりましたら、ぜひご感想をお送り下さい。


ベルギーで見ました
2004年12月4日 こころ


前評判が高かったのと日本映画だったので、初めは興味本位で映画館へ足を延ばした。しかし見ているにつれ、世界に引き込まれていった。実話を元にした内容にショックを受けた。「誰も知らない」…誰も私達の存在を知らない。それでも季節は廻り朝はやってくる。日常はとても残酷に過ぎてゆく。「母さん、僕達の事を思い出してよ」そんな気持ちも言葉には出ない。出さない。4兄弟の諦めにも似た強さが、演技とわかっていても涙を誘う。大都会の片隅で、肩を寄せ合いそれでも明るさをと信じる心を忘れずに懸命に生きようとする彼らに胸が詰まった。役者さん達が本当に素晴らしかった。台詞ではなく眼で演技するというのは、ああいう事を言うのだろう。ベルギー人に内容が理解出来たかどうかはともかく、日本にあんな将来有望な役者さんがいる事を知ってもらえただけでも、素晴らしいと思う。
真夏のシーンで、日本の猛暑を思い出してしまった。
アスファルトの陽炎やセミの声、うだる様な暑さ。そして夜の匂い。ノスタルジーを感じた。明日も頑張って生きてゆこう。

無題
2004年12月3日 
匿名


「映画は人を裁くためにあるのではないし、監督は神でも裁判官でもない。悪者を用意することで物語(世界)はわかりやすくなるかもしれないが、そうしないことで逆に見た人たちにこの映画を自分の問題として日常にまでひきずって帰ってもらえるのではないかと考えている。」

ある紙面で、監督の思いに出会った。それは、「誰も知らない」鑑賞後、その感動を的確に表現する言葉がどうしても見つからなかった自分に戸惑いを感じていた私に、一つの答えが出た瞬間でもあった。

人は自分とは関係のないことに対しては、必要以上に饒舌になれるものだ。だから、エンターテイメントとして感じるものには、すらすらと感想を述べられていたのかもしれない。そうなれなかったのは、この映画が、この事件が、私にとって他人事に思えないほど深く心に刻まれてしまっていたからだなのだろう。

本当に素晴らしい作品だった。

これは・・・
2004年12月3日 ゆみか


昔、本当にあったお話ですよね??

見に行けないので残念ですが、DVD購入予定です!!

予告を見ているのですごく楽しみにしています。。

From Webmaster:
実際の事件にインスパイアされていますが、物語はフィクションです。


考えることがたくさん
2004年12月2日 鈴木ミドリ


地元の浜松で「誰も知らない」見ることができて嬉しいです。映画を見て、実際にあった事件のことを知りたくなり、本で調べてみました。子供達の母親にきちんと責任感があれば、の一言では終われない事件だと思いました。でも実際、私の近くでこの事件と同じようなことが起こっていてそれに気付いたとしても、よほど自分と仲のいい家族でなければ、私も何もしないのではないかと思います。そうならないように、どうすればいいか、いま考えています。

質問です☆
2004年12月1日 yuka


映画見たかったんですが、見逃してしまいました!!DVDは発売されないのですか?

From Webmaster:
DVDは2005年3月11日(金)、バンダイビジュアル株式会社より発売予定です。


愛すること
2004年11月29日 早織


映画を観て2ヶ月がたちました。
ときどきこのHPにきてみなさんのメッセージを
読ませてもらってるのですが、そのたびに涙が
でてきます。今も泣いてました。
言いたいこと書きたいことはたくさんあるのに
なかなか言葉にできません。
ただ、ただ、胸の中がいっぱいで苦しいです。
みんな誰かに愛され誰かを愛するために生まれたのかな。
また観にいきたいです。

えらそうなかんそう
2004年11月29日 narita yukari


いい作品に出会ったと思った。
映画の中で、子供たちはただ生きているだけだった。学校に行きたいという気持ち、外に出たいという気持ち、いろいろあったけれど、それよりも家族みんなでいることを何よりも大切にしていた。それはまた、母親も同様だったと思う。けれど今までの人生で大変なことばかりだった彼女の一定した幸せを求める気持ちもわかった。
毎日違うことの起こる日々。そんな中で生きていくことは大人だけでなく子供も大変なのだ。生きるための力を映画の中の5人の子供たちから分けてもらったような気がした。取り残されているのは自分だけではないことを再認識した。
いい作品をありがとうございました。次の作品も期待しています。

皆さん観てください。
2004年11月28日 kou


ベルギーでようやく観ることができました。
教育に関わるものの一人として考えさせられました。
親に捨てられた子ども
親から引き離された子ども
親を見限った子ども
愛されるために勉強している子ども
短い命を失った子ども・・・・・
様々の子どもたちとの出会いがありました。
私は、この映画をフィクションとして観ることができませんでした。
自分を愛し、自分の人生を否定したくない大人。
親を愛し、愛を求める子ども。
そして、自分や大人を信じられなくなっていく子ども。
本当の問題に目を向けなくなる教師、親、学校、地域、国。
多くの大人に是非観てもらいたい映画です。
一生忘れられない映画になりそうです。
ありがとうございました。

無題
2004年11月28日 ブロート


素晴らしい映画だと思いました。最近数年で見た日本映画のなかで一番良かったです。細部まで丁寧に作りこまれた作品であると思いました。

この子どもたちのなかにしか明日はない、という強いメッセージが伝わってきた気がしました。

「誰も知らない」を観て感想の続き
2004年11月27日 おたんこナース


直前に明が見た風に吹かれるビニール袋とともに、とても感情を揺さぶられました。明君良かったねーっと、心の中で叫んでしまいました。姿を変えた父親とのつながりのように感じ、ゆきと一緒に、飛行機の見える丘に弔ったのかなと思いました。それと、京子がゆきと公園でピンクの豚の椅子に上って背比べをしているシーンで、京子がそこに付いた土を、そっとはらうところや、側溝の暗闇から地上へと伸びて咲いている花もとても印象に残っています。「誰も知らない」に出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。

「誰も知らない」を観て
2004年11月27日 おたんこナース


まだ心がざわざわしていて上手く言えないけれど、感じた事を書きます。心に残ったシーンは明が母親に電話をして、「山本です。」と声を聞いて、捨てられたと悟り、幸せになりたいという母親の思いを感じとったのか、弟や妹達にだけは知られてはいけないと思ったのか、そのまま受話器を置いたところです。そこにあるはずの明の不安や絶望感は、コンビニのお姉さんにお年玉袋の名前を書いてもらうという行動で、皆に希望をもたらす。明の気持ちを考えるとあまりに辛く、切ないけれど、それでも母親からの愛情を感じ、信じていたからできたのだと思いました。皆を守ろうとする思いやりの心、温かさ、生きてゆく力を感じました。それと、京子がお皿を洗いながら明に「お母さんが帰ってこないのは、学校へ行きたいと言ってしまったからかなあ。」と、すかさず明が「そんなことないよ。」というところです。どんな状況にあっても、母親を強く想う感情が根っこにあるから、自分を責めてしまうのかなあと思いました。紗希と出会えたのは、明達にとって救いだったと思います。(紗希にとっても救い。)感情を共有できて、受け入れてくれる人間という存在は、生・u桙ォていく上でとても大切で、必要だと思うからです。だからきっと、紗希が作ったお金は母親と、どうしても重なってみえて受け取れなかったのかな。明のもどかしい痛みが、あの全力疾走から伝わってきて切なかったです。それと、凄く悲しいことが起きてしまいますが、その前に是枝監督が希望、光を明に、観客に、実際の事件の少年に与えてくれたように感じたところがありました。野球のシーンです。バットの持ち方、打ち方をコーチに教わりながら、ちょっと恥ずかしそうな笑顔で久しぶりに過ごす子供の時間。

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