皆さんから寄せられたメッセージ

感動
2004年11月25日 麻菜美


とても感動し、また見たいです!!生きていることはすばらしいですね!!今まだ中学生ですがもうすぐで卒業です。後輩を大切にしたいと思いました。後輩は私の支えですから。

私達夫婦の感想
2004年11月22日 しもちゃん


11月20日、初めてこの街に来たので拝見しました。ちょっと離れた街では上映してしていたのですが、「絶対この街にも来る」と信じていました。

私たち夫婦の感想

「なんとかしなければ」

上映中、始終、この気持ちを持っていました。
かわいそう、この母親なんだ、とか、ではなく

「この子供たちが幸せになれるためには、どんなことをすればいいのだろう」という気持ちが身体に充満して・・・

鑑賞後は、いささか、疲れた気持ちになりました。

でも、なんでしょう?

この「希望のある終わり方」は。
でもその「希望」も全く関係ない第三者に壊されてしまう
危うさも表現されていて・・・

素晴らしいですね、監督。
尊敬します。

貴方の作るドキュメンタリーは、どんなに悲惨なものでも
あったかい気持ちにさせてくれました。

つたない文章では、失礼いたしました。

もう〜大感動!!!
2004年11月22日 イシ


香港からのイシと申します。友たちと一緒に「誰も知らない」を映画館で観賞致しました。深刻な話ですが、意外に分りやすくて、明や京子たちの気持ちがちゃんと伝えてきた気がした。あんまり言葉を交わしてネいわけかもしれないか、この映画はもう言語の壁を越えたと思います。大感動でした!!泣く以外には拍手しかありません。
ただひとつですが、現実の中に、この話の子達はどうなりますか?

誰も知らないを見て
2004年11月21日 美津玖


見終わった今でも、この胸が締め付けられるような思いは何なのだろうと思います。
うまい言葉がみつかりません。
是枝監督、「誰も知らない」をありがとうございました。

ヨロメキの詩
2004年11月20日 マミ


きみたちが手に入れた日だまりは
コトバを失うたんびにかがやいた
きみたちが手に入れた丁度いいサイズのくらやみは
あすを求めるたんびにまぁるくなった
空がこんなにも豊かなことをある日ぐうぜん知った
すべてを忘れるため
これっぽっち信じればいいんだよ
すべてを忘れるために
たった一つ思い出せばいいんだな

きみの笑顔のあどけなさ
スゴイことなんだなぁ
誰であろうとうばえない
きみの笑顔のあどけなさ

やっと見ました。
2004年11月18日 kb


ロンドンで「誰も知らない」をやっと見る事ができました。
今まで見た映画の中でどれとも形容する事ができない、
ただただ素敵な映画でした。
映画を見ている間、私は、不思議な事に物語を俯瞰で見ることがなく、気がつけば母親の気持ちにもなれたし、明の気持ちにもなれました。
どのキャラクターも私の中に潜んでいるような気がする、だから一言で「かわいそう」とかいう感想を述べる事ができない。。。
その時、是枝監督の素晴らしさに改めて恐れ入ったのです。「人間を見つめる事」において、これ以上に素晴らしい映画は見た事がないです。
この映画の存在が、私の希望になるような、そんな大切な映画です。

パリで見ました
2004年11月16日 johnny


フランスでは11月10日より公開。
パリ11館、フランス全土では33館の大掛かりな公開となりました。

主要紙の批評も好意的です。

ただ、外人の視点からは、剥き出しに提供される日本の文化に戸惑いがあったようです。

コンビニで公共料金の支払いができること、ゲームセンター、パチンコなどは当地にないものなので、理解を一部止めてしまっているのが残念でした。

もう少し、字幕に請求書などの説明があったらよかったと思います。

ともあれよい映画でした

いつかは・・・。
2004年11月16日 青


有楽町でのティーチインからあっという間に三週間近くが経ってしまいましたが、あの時は最後に選んでいただいてありがとうございました。
あの時は、じっとこちらを見つめて話をする是枝さんと向き合うだけで精一杯でした。

ほんの少しの時間でしたが、質問に答えていただいて、疑問に思っていたことがクリアになっていくにしたがって、また別の疑問もわいてきたりして。話したいことはつきないのですが、いつかまたあのような機会がありましたら、参加させていただきたいと思います。あのような機会じゃなくても、もっと色々と話してみたいですけども。
いつかは・・・。

先週末にあらためて「誰も知らない」を観にいきました。
もう自分は子供に戻ることはできないので、初めて社会と向き合う、その初体験を味わうことはできませんが、いつか自分に子供ができた時は、守ってあげながら、その初体験をさせていきたいと思います。
親としてはとても苦しいことなのだと思いますが、それが子供にとっての、親にとっての成長なのでしょう。
子供ができるのは、まだ先の話ですかね。
いつかは・・・。

ありがと。
2004年11月14日 taeko


泣いちゃいけないと気をつけててもいつのまにか何度も涙してしまいました。明くんの雰囲気が甥にそっくりなせいもあって重ねてみてたかも。人間の力強さ、親子、みんなそれぞれの気持ちがとても生き生きと伝わってくる素敵な作品でした。最高のキャ
スティングでした。上手く言えないけど、監督、ありがと。

つらかったけど最後まで見ました
2004年11月13日 でまる


私自身、子どもの虐待と保護に関わる仕事をしています。
ここまで、長い期間でなくとも、この状況に近い子どもの姿を実際にたくさん見てきました。
途中、何度も私が出会ってきた子どもたちと姿が重なってつらくって、息ができなくなって、思わず席を立ってしまいそうになりました。。。。だけど、最後まで見てよかった。
子どもを保護するときに、「子どもは、第三者から見ると大変ひどいことをされていても、親を愛していてるのだ。。。」という場面に出会うことがあります。
小さな体で大人になることを強いられる子どもたちがいること、大人の身勝手さの裏で精一杯生きようとしている子どもたちがいることを、この映画を通じて気づいてもらえればうれしいです。この映画をつくってくださった是枝監督に感謝します。

フランスで見ました。
2004年11月13日 小谷亜矢子


現在、フランス留学中です。留学直前に日本で一度、そして最近こちらで公開されているのでもう一度映画館に足を運びました。
わたしはこの映画を観て、泣くことはできませんでした。彼らの存在があまりにもリアルで、わたしはきっとあの映画の中にいち通行人として存在していて、でも何もできない自分が歯がゆくて、涙なんか流したらそれはあまりにも偽善者すぎるような気がして・・・
すごく、痛い映画でした。
彼らの存在を、とても客観的な視点から突き放して淡々と描いた是枝監督の妙技に、心から脱帽です。本当に、すばらしい映画作品だと思います。すごく心を揺さぶられて、でも泣けなくて、こんなにも存在感のある終わらない映画は初めてです。
上映後、映画の解説や監督のインタビュー記事をまとめた掲示板に、たくさんの地元フランス人が集まっていました。ャさな映画館なのですが、上映を重ねるごとに口コミで客足が増えて行っているとのこと。「どう思うか」と感想を聞かれて、でも日本語でもこんなに難しい感情の憤りを表すことができないのに、慣れないフランス語ではとても伝えることができません。
ただ「彼らは生きていて、終わりはない」とだけ答えています。

映画の感想
2004年11月12日 ぴょん


初めて拝見させていただきました。ドキュメンタリータッチで、台詞に頼り過ぎない淡々とした表現が「余計に声無き声」を語っていました。
子供って、どんなひどい親でも、親は親、で絶対的なものですよね。親は子供を裏切っても、子供は絶対に親を裏切らない。だから、虐待などが人知れず横行しているんだと思います。すっかり忘れていた事に気づかされました。ややもすると、全く焦点が当たらなかったり、別の目線で語られてしまったりして、無きものとされる事が多い、難しいテーマをここまで優しく美しい映画で撮り切った作品に出会えてよかったです。

hello hello how low?
2004年11月12日 subaltern−sakana


観てから、時が経つほどに、育ってゆく、映画です。産まれ落ちた子馬が、自ら生きるために、震えながら立ち上がろうとする姿に感動を、おぼえるなら、生き抜こうとする、少年に、大人として、心、ゆさぶられる。本当は、知ってたくせに、すれ違っていたのに、気づかなかったという、大人たちに、だったら、思い出して、と、映画は、いう。愛の逆さまは、無関心だったと。子供たちには、傷ついても、ぶつかっても、すすんで、誰か、社会と、繋がろうとする、その姿を、みてほしい。君ならどうする?って。友達に、会いに行く明。自分から、声を、かける明。すごく、強くて、カッコよかった。心の痛さが、わかるほど、そのことは、すごい、勇気と、思える。是枝監督が、明として、描かれた少年を、えらかったね。それで、よかったんだと、彼の、命まるごと、抱きしめた。・・・月に帰ったのかもしれない。赤いサンダルの音とともに、たくさんの人の心に記憶され、生き続けるもうひとつの命。ここにいると・・。生まれてきたくて、生まれたんじゃないなんてうそ。赤ちゃんも、産道で、ママと一緒にがんばって、生まれようとして、生まれてくる。自分で、生まれてくる。悲惨や汚辱、残酷を、そのままさらすのではなく、美へと、昇華させる、それが、芸術なのだなーと、あらためて感じた映画でした。大好きです。  

【このメッセージは作品の内容に触れています】
hello hello how low?
2004年11月11日 subaltern


この映画で、監督は明として描かれた少年に、よく、生きていたと、よく、生き抜いたねと、それで、よかったんだよ・・・と、皆の前でほめてあげたのだと、おもった。涙が、とまらなっかたのは、明の、それでも、生きようとする、つながろうとする、健気で,強い姿に,心を揺さぶられたから。自分で、生きる手段を、身につけることが、大人になることなら、援交してお金を、得た少女は、先に大人になった。明は、振り払ったその、お金を、使うことで、汚いお金を、使ってでも、それでも生きるほうを選んだ。死んでしまった、幼い命。グミ、チョコ、パインのフレームから、外れて。そこにいたのは、大人の世界に、踏み込んだ彼女の未来の姿。けれど一方で、神様がいう・・おいで、人間の子、手をつなぎ妖精とともに水の上 また逃げてこい 遠い荒野へ  おもいの外 この世には 悲しみごとが 多いから・・それも、仕方なかったのだと、大人の世界で途方にくれて、震える明の手を握りしめる。あの手は、監督の手だったろうし、この映画を、観た全ての人の手だろうと、思う。虐待を、うけて、死んでしまった子供たちは,痛ましいけれど、すこし前、餓死寸前でみつかった少年のニュースを聞いた時も、感じた。彼は、きっと、生きたかったのだ。生き延びようとして、いきたのだ、と。生きる意味なんて、知らない・・でも、きっと、どんななかでもしあわせはあるから、生き残れという、子供たちへの優しく強いメッセージを、感じた。

生きること生かされていることの責任
2004年11月11日 めいめい


パリで見ました。悲しいという気持ちではなく、切ない思いが心に染み渡り、涙が何度となく頬を伝いました。置かれた環境の中で必死に生きようとする子供たちの力強さ、親としての責任、若いカップル、これから親になる人たちそして子供のいる人全てに見て自分たちの責任を考えてほしい。この映画のオリジナルとなった事件が、どんなもので、どんな結末を迎えたのか知りたいです。パリ在住

悲しいけどひとつの現実
2004年11月10日 パイチャン


我々は、生きるためにラットレースに奔走している。起きて働き、疲れ果てて何も考えずに寝る毎日。そんな日常の中他者の様子など気にかけることなく日々が流れていく。悲しむ他者を見つけて癒してあげることなど不可能なのではないだろうか。それどころか弱い人に対しいやがらせをしたりしてストレスのはけ口としてはいないだろうか。悲しいけどすごくこれも日本社会のひとつの現実だと感じた。

明へ
2004年11月10日 井戸 教夫


信じる者が有ればこその力。明は母を信じ、兄弟を愛した。
明の行動に鳥肌が立ったのを今でも忘れない。誰も知らないは僕の夢物語でそのヒーローは明を中心とした兄弟愛。何か人生の目標が出来た気がする。大人に成った明に叉会いたいきがする。一言 教育、学歴 生きること、人を愛すること、生きることには あまり必要無いよ。この作品に会えて本当に良かった。是枝監督ありがとうございました。今後のご活躍期待します。

ありがとう
2004年11月10日 masaki


この映画に出会えたことを心から感謝します。子どもたちが直面する現実に胸を痛めながら、彼らのイノセントな表情や思いに心を温められました。子どもたちの希望が消えちゃわないように、そっと手を差し伸べてあげたいです。

(無題)
2004年11月8日 ユミ


数々の賞の受賞おめでとうございます。
映像を目で追い続けているうちに、いつの間にか涙がこぼれている事に気がつきました。
なぜ?涙が出てきたのだろうと考えていたのですが・・・・可哀想ということではない・・・・・
きっと子供達の純粋な目と、生きるという力に心を揺さぶられていたのですね。
その日は心にさざ波が起きるような感覚で映画館を後にしました。
明くんや京子ちゃんが勉強がしたい学校に通いたいと切願する気持ちを感じながら、ジョン&ヨーコの言葉(意志)を思い出していました。
「教育(学ぶこと)は貧困や戦争をなくす」

映画の中の好きなシーンはいろいろありますが、お母さんが明くんに「砂糖(ドーナツの)がついている」といって拭おうとした時、明くんがその手を避けた場面です。明くんの強さを見た気がします。
そしてカップ麺の容器に名前を書いていた時、ゆきちゃんの小さな手に自分の手を重ねて力強く文字を書いた所。
それと紗希ちゃんの冴え冴えとした瞳は、明くんの強い情熱が宿る瞳と対をなしていて素晴しかった。
月のように静かに4人の子供に寄り添っているようでした。

長くなってしまいましたが最後に・・・この映画を観た皆さま同じ気持ちでしょうが(笑)アカデミー賞の最終選考に残ると良いですね。
そして・・・(笑)吉報を聞きたいですよね。

誰も知らない
2004年11月8日 nana


息をひそめるように
でも、そこには
大人の知らない
世界があって、小さくあって
子供のころの 大切な場所を思い出しました。

心がふるえました
2004年11月8日 みみ


映画を見たのは1ヶ月くらい前なのですが、今でも度々映画のことを思い出します。それほど私の中でとても印象深い作品だったのだと思います。涙を誘う作品が多くなってきている中でも『誰も知らない』は無理に涙を誘っていない、作品の中で子供達の誰一人、お母さんが恋しくて泣いたりしない・・・。
本当に、子供達の一生懸命な生き様に心がふるえました。
通学途中、電車でこの作品のモデルになった事件のあった辺りを通ります。こんなに身近な場所で16年前に妹達を守ろうと必死に生きていた「お兄ちゃん」がいたのかと思うと切なくなります。この映画から言葉では上手く言い表せないものをたくさん学びました。ありがとうございました!また見ようと思います。

優弥くん、すごかったです!
2004年11月8日 広瀬亜希


「誰も知らない」見ましたよ!!!感動しました!優弥くん、演技がすごくうまくてビックリしました!!自然体で演技してたんで、かっこよかったです。
主演映画、決まりましたね!!絶対見に行くので、頑張ってください!!応援してます!!

まだ揺さぶられています
2004年11月8日 Michele


ロンドンで観ました。この映画を作ってくれたこと、観られたことに感謝します。「面白い」といえる映画ではありませんが終わったとき拍手をしたい気持ちでした。
まだ落ち着かなくて心の中にあの4人がいて揺れています。

やりきれない切なさを感じたのは、映画に出てくる悪気はないけれども結果として手を差し伸べられなかった大人の一人としてなのか、それとも数十年前の自分に戻って兄弟と過ごした時間を思い出してのことだったのか。
そこで起きていることは確かに悲惨なことなんだけれどもその中にある希望の光を見ることができたと思います。

兄弟4人はもちろんYOUさんもとてもよかったです。キャスティングと演出がとてもよかったと思います。

最後にタテタカコさんの「宝石」が流れる頃には体が硬直してただただ目の前の画面を見つめていることしかできませんでした。映画ってすごい。

宝石の価値・・・・・・。
2004年11月7日 黄昏


今日、見に行きました。・・・・・・最高でした・・・・・・。子供達の表情、明るさ、切なさ、そして…、笑顔・・・・・・。どれを取っても最高でした!!!挿入歌のタテタカコさんの、「宝石」、本当に良かったです。とても綺麗でした。「あれがなくっちゃ!」ってな感じでした・・・・・・。それに、それらが合わさって、やっと一つの「宝石」になると思うのです・・・・・・。どれが欠けても、その「宝石」は、完成しない・・・・・・、そんな感じがするのです・・・・・・。それに、子供達や、タテタカコさん、壁紙、スタッフのみなさんなど、その一人一人自身が、価値のある「宝石」だと思うのです・・・・・・。

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