PROFILE&WORKS

是枝裕和 映画監督・テレビディレクター

1962年6月6日、東京生まれ。87年に早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組を演出、14年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。

主なテレビ作品に、水俣病担当者だった環境庁の高級官僚の自殺を追った「しかし…」(91年/CX/ギャラクシー賞優秀作品賞)、一頭の仔牛とこども達の3年間の成長をみつめた「もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~」(91年/CX/ATP賞優秀賞)などがある。

95年、初監督した『幻の光』が、第52回ヴェネツィア国際映画祭で金のオゼッラ賞を受賞。2作目の『ワンダフルライフ』(98)は、各国で高い評価を受け、世界30ヶ国、全米200館での公開と、日本のインディペンデント映画としては異例のヒットとなった。04年、監督4作目の『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭にて映画祭史上最年少の最優秀男優賞(柳楽優弥)を受賞。06年、『花よりもなほ』で、"仇討ち"をテーマにした初の時代劇に挑戦。08年には、自身の実体験を反映させたホームドラマ『歩いても 歩いても』を発表、ブルーリボン賞監督賞ほか国内外で高い評価を得る。同年12月には、初のドキュメンタリー映画『大丈夫であるように-Cocco終わらない旅』を 公開。09年、『空気人形』が、第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、官能的なラブ・ファンタジーを描いた新境地として絶賛される。 10年、「妖しき文豪怪談シリーズ」(NHK BS-hi)で、室生犀星の短編小説を映像化した『後の日』を発表。11年、『奇跡』が、第59回サンセバスチャン国際映画祭最優秀脚本賞受賞。12年、初の連続ドラマ『ゴーイング マイ ホーム』(関西テレビ・フジテレビ系)で全話脚本・演出・編集を手掛ける。ドラマに登場する「こびと」をモチーフにした絵本『クーナ』(絵:大塚いちお、 出版社:イースト・プレス)が刊行。

13年、『そして父になる』で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞ほか、国内外で多数受賞。15年、『海街diary』がカンヌ国際映画祭コンティション部門に正式出品され、日本アカデミー賞最優秀作品賞、監督賞、撮影照明賞の4冠に輝いた。16年、『海よりもまだ深く』が同映画祭「ある視点」部門に正式出品。17年、『三度目の殺人』が第74回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品、日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか6冠。18年、『万引き家族』が第71回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネート、第44回セザール賞外国映画賞受賞、第42回日本アカデミー賞最優秀賞最多8部門受賞。19年、カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュを主演に迎え、全編フランスで撮影した日仏合作映画『真実(原題:La Vérité)』が第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門のオープニング作品として正式出品。22年、韓国映画『ベイビー・ブローカー』(英題:Broker)がカンヌ国際映画祭最優秀男優賞受賞(ソン・ガンホ)、エキュメニカル審査員賞をW受賞。23年、自身初となるNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」が1月12日より配信、次回作『怪物』が6月2日より全国公開予定。

第8回伊丹十三賞受賞。著書に『映画を撮りながら考えたこと』(ミシマ社)、『雲は答えなかった 高級官僚 その生と死』(PHP文庫)、『歩くような速さで』(ポプラ社)、『希林さんといっしょに。』(スイッチパブリッシング)、『こんな雨の日に 映画「真実」をめぐるいくつかのこと』(文藝春秋)、対談集に『世界といまを考える 1、2』(PHP文庫)などがある。

ベイビー・ブローカー

ベイビー・ブローカー(2022)

【監督・脚本・編集】
監督・脚本:是枝裕和
【出演】
ソン・ガンホ
カン・ドンウォン
ペ・ドゥナ
イ・ジウン
イ・ジュヨン
【公式サイト】
https://gaga.ne.jp/babybroker/
【作品解説】
古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、是が非でも現行犯で逮捕しようと、静かに後を追っていくが…。
【受賞歴】
第75回カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞・エキュメニカル審査員賞
第79回ヴェネチア国際映画祭 ロベール・ブレッソン賞
第39回ミュンヘン国際映画祭 Arri Award
第50回ノルウェー国際映画祭 The Ray of Sushine Award 他多数

真実

真実(La Vérité)(2019)

【監督・脚本・編集】
原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
【出演】
カトリーヌ・ドヌーヴ ジュリエット・ビノシュ イーサン・ホーク
リュディヴィーヌ・サニエ クレモンティーヌ・グルニエ
マノン・クラヴェル アラン・リボル クリスチャン・クラエ
ロジェ・ヴァン・オール
【公式サイト】
https://gaga.ne.jp/shinjitsu/
【作品解説】
是枝が初めて日本を離れて全編フランスで撮影し、海外のキャスト・スタッフと共に作り上げた、構想 8 年にして初の国際共同製作作品。

すべてのはじまりは、国際的大女優が発表した「真実」という名の自伝本───

世界中にその名を知られる大女優ファビエンヌが、自伝本「真実」を出版。アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール、テレビ俳優の娘婿、ふたりの娘のシャルロット、ファビエンヌの現在のパートナーと元夫、彼女の公私にわたるすべてを把握する長年の秘書… 出版祝いを口実に、ファビエンヌを取り巻く“家族”が集まるが、全員の気がかりはただ一つ。いったい彼女は何を綴ったのか?
そしてこの自伝に綴られた<嘘>と、綴られなかった<真実>が、次第に母と娘の間に隠された、愛憎うず巻く心の影を露わにしていき―。
【受賞歴】
第76回ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門オープニング作品
第67回サンセバスチャン国際映画祭 パールズ部門
第44回トロント国際映画祭 Special Presentation部門
第24回釜山国際映画祭 Gala Presentation部門 他多数

万引き家族

万引き家族(2018)

【監督・脚本・編集】
原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
【音楽】
細野晴臣(ビクターエンタテインメント)
【出演】
リリー・フランキー 安藤サクラ
松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ
緒形直人 森口瑤子 山田裕貴 片山萌美 ・ 柄本明
高良健吾 池脇千鶴 ・ 樹木希林
【公式サイト】
http://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/
【作品解説】
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。
【受賞歴】
第71回 カンヌ映画祭 パルムドール
第36回 ミュンヘン映画祭 ARRI/OSRAM 賞
第66回 メルボルン映画祭 観客賞 TOP3
第37回 バンクーバー映画祭 観客賞
第55回 アンタルヤ映画祭 監督賞
第3回 スレマニ映画祭 審査員賞
ケンブリッジ映画祭 長編観客賞
デンバー映画祭 クシシュトフ・キェシロフスキ最優秀長編作品賞
Films from the South 観客賞
第12回 アジアパシフィックスクリーンアワーズ 作品賞
第38回 ハワイ映画祭 長編フィクション映画観客賞
第10回 TAMA映画賞 作品賞、最優秀女優賞/安藤サクラ、松岡茉優
ELLEシネマアワード2018 ベストシネマ賞
山路ふみ子映画賞 第32回山路ふみ子女優賞/安藤サクラ
第43回 報知映画賞 助演女優賞/樹木希林
第91回 アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
第44回 セザール賞外国映画賞受賞

十年 Ten Years Japan

十年 Ten Years Japan(2018、日本・香港)

【監督・脚本・編集】
監修:是枝裕和
【出演】
杉咲花 國村隼 太賀 川口覚 池脇千鶴
【公式サイト】
http://tenyearsjapan.com/
【作品解説】
香港で大ヒットしたオムニバス映画『十年』の日本版。5人の若手監督が独自の目線で近未来の日本社会を映し出す。
75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する新制度を題材にした「PLAN75」(早川千絵監督)、国家戦略IT特区となった田舎町の小学校を舞台にした「いたずら同盟」(木下雄介監督)、亡き母がネット上に遺したデータを手がかりに"記録"と"記憶"と向き合う女子高生を見つめた「DATA」(津野愛監督)、原発による大気汚染のために地下へ移住し、地上の世界を夢見る少女の日々を綴った「その空気は見えない」(藤村明世監督)、政府の徴兵制の告知キャンペーンを担当する青年と老デザイナーを描いた「美しい国」(石川慶監督)の5作品から構成された。
アジアの新しい才能を発掘する国際共同プロジェクトとして、タイ版、台湾版も製作された。
【受賞歴】
第23回釜山国際映画祭
ロンドンイーストアジア映画祭
香港亜洲電影節
台湾金馬奨
ウディネファーイースト映画祭 他

三度目の殺人(2017)

【監督・脚本・編集】
監督・脚本・編集:是枝裕和
【出演】
福山雅治
広瀬すず 満島真之介 市川実日子 松岡依都美
橋爪功 斉藤由貴 吉田鋼太郎
役所広司
【公式サイト】
http://gaga.ne.jp/sandome/
【作品解説】
それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所広司)が、解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し死刑はほぼ確実。しかし、弁護を担当することになった重盛(福山雅治)は、なんとか無期懲役に持ちこむため調査を始める。
何かが、おかしい。調査を進めるにつれ。重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述が、会うたびに変わるのだ。金目当ての私欲の殺人なはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江(斉藤由貴)に頼まれたと答え、動機さえも二転三転していく。
さらには、被害者の娘・咲江(広瀬すず)と三隅の接点が浮かび上がる。重盛がふたりの関係を探っていくうちに、ある秘密に辿り着く。
なぜ殺したのか?本当に殺したのか?得体の知れない三隅の闇に呑みこまれていく重盛。
弁護に必ずしも真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から知りたいと願う。その先に待ち受ける慟哭の真実とは?
【受賞歴】
第74回ヴェネチア国際映画祭 コンペディション部門 正式出品作品

海よりもまだ深く(2016)

【原案・監督・脚本・編集】
原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
【出演】
阿部寛 真木よう子
小林聡美 リリー・フランキー 池松壮亮 吉澤太陽
橋爪功 樹木希林
【公式サイト】
http://gaga.ne.jp/umiyorimo/
【作品解説】
笑ってしまうほどのダメ人生を更新中の中年男、良多。15年前に文学賞を1度とったきりの自称作家で、今は探偵事務所に勤めているが、周囲にも自分にも 「小説のための取材」だと言い訳している。元妻の響子には愛想を尽かされ、息子・真悟の養育費も満足に払えないくせに、彼女に新恋人ができたことにショッ クを受けている。そんな良多の頼みの綱は、団地で気楽な独り暮らしを送る母の淑子だ。ある日、たまたま淑子の家に集まった良多と響子と真悟は、台風のため 翌朝まで帰れなくなる。こうして、偶然取り戻した、一夜かぎりの家族の時間が始まるが――。
【受賞歴】
第69回 カンヌ国際映画祭 ある視点部門
第26回 フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭グランプリ(シルバー・ミラー賞)
第40回 サンパウロ国際映画祭 外国映画批評家賞
第31回 高崎映画祭 最優秀新人男優賞/吉澤太陽

海街diary(2015)

【監督・脚本・演出】
監督・脚本・演出:是枝裕和
【出演】
綾瀬はるか 長澤まさみ 夏帆 広瀬すず
大竹しのぶ 堤真一 加瀬亮 風吹ジュン リリー・フランキー
【公式サイト】
http://umimachi.gaga.ne.jp/
【作品解説】
鎌倉で暮らす三姉妹、幸、佳乃、千佳の元に、15年前家を出ていった父の訃報が届いた。長い間会ってもいなかった父の葬儀のため山形に向かった三人はそこで異母妹すずと初めて会う。身寄りのなくなった彼女が、葬儀の場でどうしようもない大人たちの中で毅然とふるまう姿に、長女・幸は別れ際とっさに口にする。「すずちゃん・・・鎌倉にこない?いっしょに暮らさない?4人で」。そうして鎌倉での4姉妹の生活が始まる―。吉田秋生のベストセラーコミック「海街diary」の映画化。
【受賞歴】
第68回 カンヌ国際映画祭 コンペティション部門
第63回 サンセバスチャン国際映画祭観客賞
第49回 ロシア日本映画祭 観客賞
第39回 日本アカデミー賞
      最優秀作品賞、最優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀編集賞、優秀主演女優賞、
      優秀助演女優賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、優秀美術賞、優秀録音賞、新人俳優賞
第25回 東京スポーツ映画大賞 監督賞、主演女優賞、 助演女優賞、新人賞
第40回 報知映画賞 新人賞
第7回 TAMA映画賞 最優秀作品賞、最優秀女優賞、最優秀新進女優賞
第39回 山路ふみ子映画賞作品賞、新人女優賞/広瀬すず
第37回 ヨコハマ映画祭 作品賞、監督賞、撮影賞、主演女優賞、最優秀新人賞
第89回 キネマ旬報ベスト・テン 読者選出日本映画ベストテン第1位、新人賞
日本映画ペンクラブ 日本映画部門第1位

そして父になる(2013)

【監督・脚本・演出】
監督・脚本・演出:是枝裕和
【出演】
福山雅治 尾野真千子 真木よう子 リリー・フランキー
風吹ジュン 國村準 樹木希林 夏八木勲
【公式サイト】
http://soshitechichininaru.gaga.ne.jp/
【作品解説】
6年間育てた息子は、病院で取り違えられた他人の子だった。家族に起きた<事件>を通して、その愛と絆を描いた衝撃の感動作。学歴、仕事、家庭、子供。自分の能力で全てを手にいれ、自分は人生の勝ち組だと信じて疑っていなかった良多。ある日病院からの連絡で、6年間育てた息子は病院内で取り違えられた他人の子供だったことが判明する。血の通わぬわが子に変わらない愛情を迷わずに注ぎ続ける妻と、一見粗野だが温かい相手方の家族との交流を通し、そもそも自分は「父親」であれたのかを問い始めることとなる。人生ではじめての壁にぶつかり、自分自身と向き合う男の葛藤を描く感動のドラマ。
【受賞歴】
第66回 カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞、エキュメニカル賞 特別表彰
第61回 サン・セバスチャン国際映画祭 観客賞受賞
第56回 アジア太平洋映画祭 作品賞・監督賞受賞
第32回 バンクーバー国際映画祭 観客賞受賞
第7回 アブダビ国際映画祭 Child Protection Award脚本賞受賞
第37回 サンパウロ国際映画祭 観客賞受賞
第54回 カルタヘナ国際映画祭 GEMAS部門最優秀作品賞
魂ラジアワード2013 監督賞、助演男優賞受賞
第26回 日刊スポーツ映画大賞 監督賞、助演男優賞受賞
第35回 ヨコハマ映画祭 主演男優賞、助演男優賞、脚本賞受賞
第87回 キネマ旬報ベスト・テン 助演男優賞受賞
ムービープラス・アワード2013 作品賞(邦画部門)受賞
第37回 日本アカデミー賞
      優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀主演男優賞、優秀主演
      女優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、照明賞、優秀録音賞、優秀編集賞
第28回 高崎映画祭 監督賞、主演男優賞、助演女優賞受賞
第23回 東京スポーツ映画大賞 監督賞、助演男優賞受賞
2013年度全国映連賞日本映画作品賞、男優賞/リリー・フランキー、女優賞/真木よう子
第23回 日本映画批評家大賞 助演男優賞

奇跡(2011)

【監督・脚本・演出】
監督・脚本・演出:是枝裕和
【出演】
前田航基 前田旺志郎 オダギリジョー 夏川結衣
阿部寛 長澤まさみ 原田芳雄 大塚寧々 樹木希林 橋爪功
【作品解説】
2011年3月12日、九州新幹線全線開業。一番列車がすれ違うとき、奇跡が起きるー。そんな噂がすべての始まりだった。離れて暮らす家族の絆を取り戻すため、奇跡を信じた子供たちと、彼らを見守り、翻弄され、癒されてゆく大人たちの想いを描いた、感動エンターテイメントが誕生。
【受賞歴】
第59回サンセバスチャン国際映画祭 最優秀脚本賞、SIGNIS賞
イランこども映画祭 最優秀作品賞
第7回アジア太平洋映画祭 最優秀監督賞
香港国際映画祭 SIGNIS賞
第3回TAMA映画賞、最優秀作品賞
第26回高崎映画祭、最優秀新人男優賞/前田航基、前田旺志郎、最優秀新人女優賞/内田伽羅
おおさかシネマフェスティバル2012、日本映画ベストテン第5位、新人男優賞/まえだまえだ

空気人形(2009)

【監督・脚本・演出】
監督・脚本・編集:是枝裕和
【出演】
ぺ・ドゥナ ARATA 板尾創路 高橋昌也 余貴美子
オダギリジョー 富司純子 他
【作品解説】
原作は、2000年に発表された業田良家の傑作短編集「ゴーダ哲学堂 空気人形」の表題作。これまで、オリジナルストーリーにこだわってきた是枝が、この原作だけは例外と、9年間大切に温めて作り上げた、哀しくて嬉しいラブ・ファンタジー。

古びたアパートで、持ち主である秀雄と暮らす空気人形―空っぽな、誰かの「代用品」。ある朝、本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。
秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て靴を履いて、街へと歩き出す。
初めて見る外の世界で、いろいろな人間とすれ違い、つながっていく空気人形。
ある日、レンタルビデオ店で働く純一と出会い、その店でアルバイトをすることに。密かに純一に想いを寄せる空気人形だったが、彼の心の中にどこか自分と同じ空虚感を感じてしまう――。
【受賞歴】
第62回 カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門
第34回 トロント国際映画祭 「マスターズ」部門
シカゴ国際映画祭 コンペティション部門
2009年 釜山国際映画祭 A Window on Asian Cinema部門
第33回 日本アカデミー賞 優秀主演女優賞
第19回 日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞
第19回 東京スポーツ映画大賞 主演女優賞
第24回 高崎映画祭 最優秀作品賞、最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀助演男優賞

ロッテルダム、テサロニキ、バンクーバー、ロンドン、ストックホルム、ヘルシンキ、オスロ、台北金馬、イスタンブール、メルボルン他、多数の国際映画祭に公式出品。

大丈夫であるように
~Cocco終らない旅~(2008)

【監督・脚本・演出】
プロデュース・監督・編集:是枝裕和
【出演】
Cocco
長田進 大村達身 高桑圭 椎野恭一 堀江博久
【作品解説】
独自の感性と唯一無二の存在感で、圧倒的なファンをもつミュージシャンCocco。沖縄の米軍基地移設予定の海に現れた二頭のジュゴンの姿に喚起された彼女は「ジュゴンの見える丘」を発表する。その曲を唄い、語る彼女の姿を目にし、「何かしたい」とツアーに同行することを決意した是枝。自らカメラを回し見つめ続けた、光を希求する唄うたいの終りなき旅物語。

歩いても 歩いても(2008)

【監督・脚本・演出】
原案・脚本・編集・監督:是枝裕和
【出演】
阿部寛 夏川結衣 YOU 高橋和也 田中祥平
樹木希林 原田芳雄 他
【公式サイト】
http://www.aruitemo.com/
【作品解説】
夏の終わり、横山良多は妻と息子を連れて実家を訪れた。開業医だった父とそりのあわない良多は現在失業中のこともあり、ひさびさの帰郷も気が重い。明るい姉の一家も来て、老いた両親の家には久しぶりに笑い声が響く。得意料理をつぎつぎにこしらえる母と、相変わらず家長としての威厳にこだわる父親。ありふれた家族の風景だが、今日は、15年前に亡くなった横山家の長男の命日。何気ない会話の中に、それぞれの思いが沁み出していく……。
【受賞歴】
第56回 サンセバスチャン映画祭 脚本家協会賞受賞、SIGNIS(カトリックメディア協議会)賞
第23回 マル・デル・プラタ国際映画祭 最優秀賞(Gold Astor)
第4回 ユーラシア国際映画祭 最優秀監督賞/是枝裕和
第30回 ナント三大陸映画祭(フランス) 最優秀女優賞/樹木希林
第3回 アジア映画賞(香港) 優秀監督賞/是枝裕和、優秀助演女優賞/樹木希林
第51回 ブルーリボン賞 監督賞、助演女優賞
第63回 毎日映画コンクール 主演男優賞
第33回 報知映画賞 助演女優賞
第21回 日刊スポーツ映画大賞 助演女優賞
第18回 東京スポーツ映画大賞 作品賞、助演女優賞
第82回 キネマ旬報ベスト・テン 日本映画第5位、助演女優賞
第23回 高崎映画祭 最優秀監督賞、助演女優賞

その他、トロント、バンクーバー、釜山、ワルシャワ、ロンドン、ウィーン、トリノ、サンパウロ、ロッテルダムなど多数の国際映画祭に公式出品。

花よりもなほ(2006)

【監督・脚本・演出】
原案・脚本・編集・監督:是枝裕和
【出演】
岡田准一 宮沢りえ 古田新太 浅野忠信 原田芳雄 他
【公式サイト】
http://www.kore-eda.com/hana/
【作品解説】
時は元禄15年。生類憐みの令が出ていた頃の泰平の世の中。青木宗左衛門(宗左)は父の仇を討つべく江戸に出て三年。ところがこの男、剣の腕前がからきしダメなへっぴり侍だった!愉快に暮らす長屋仲間の大騒動に巻き込まれ、赤穂浪士の仇討ちともビミョーに絡み合い、事態は思わぬ方向へ。さて、宗左の仇討ちのゆくえやいかに?!
【受賞歴】
第31回 トロント国際映画祭  招待
第54回 サンセバスチャン映画祭 コンペティション部門招待
2006年 釜山国際映画祭  招待
第19回 日刊スポーツ映画大賞 石原裕次郎新人賞/岡田准一
第21回 高崎映画祭 最優秀作品賞、最優秀助演男優賞/加瀬亮、特別賞/キャスト一同
第49回 朝日ベストテン映画祭 第8位

誰も知らない(2004)

【監督・脚本・演出】
監督・脚本・編集:是枝裕和
【出演】
柳楽優弥 北浦愛 木村飛影 清水萌々子 韓英恵 YOU 他
【公式サイト】
http://www.kore-eda.com/daremoshiranai/
【作品解説】
都内の2DKのアパートで大好きな母親と幸せに暮らす4人の兄妹。しかし彼らの父親はみな別々で、学校にも通った事がなく、3人の妹弟の存在は大家にも知らされていなかった。ある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、兄に妹弟の世話を託して家を出る。この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちだけの"漂流生活"が始まる。
【受賞歴】
第57回 カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞
第31回 フランダース(ゲント)国際映画祭グランプリ
第40回 シカゴ国際映画祭  金のプラーク賞
※その他、トロント国際映画祭をはじめ各国映画祭に正式招待。

第29回 報知映画賞 最優秀邦画作品賞
第59回 毎日映画コンクール 日本映画優秀賞、録音賞/弦巻裕
スポニチグランプリ新人賞/柳楽優弥
第47回 ブルーリボン賞 作品賞、監督賞
2004年 キネマ旬報ベスト・テン
      日本映画第1位、読者選出日本映画第1位、読者選出監督賞、
      助演女優賞/YOU、新人男優賞/柳楽優弥
第14回 東スポ映画大賞 作品賞、新人賞/柳楽優弥
第28回 日本アカデミー賞 優秀助演女優賞/YOU
第28回 山路ふみ子賞 山路ふみ子福祉賞
第26回 ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞/柳楽優弥
2005年 朝日ベストテン映画祭 第1位
第19回 高崎映画祭 最優秀監督賞、新人男優賞/柳楽優弥、新人女優賞/北浦愛

ディスタンス(2001)

【監督・脚本・演出】
監督・脚本・編集:是枝裕和
【出演】
ARATA 伊勢谷友介 寺島進 夏川結衣 浅野忠信 他
【公式サイト】
http://www.kore-eda.com/distance/
【作品解説】
カルト教団、真理の箱舟による無差別殺人事件は、100人を超える死者を出し、殺人を行った実行犯たちも又、教団の手によって殺された。それから3年- この物語の主人公である実行犯の遺族4人が、彼らの命日に殺害現場である湖へ向かう。ひっそりと静かに死者の霊を慰めるための旅が折り返し点に差しかかったときに、彼らの目の前にひとりの男が現れる。彼は元信者で犯行直前まで実行犯たちと行動をともにしていたのだという。あるアクシデントから、彼ら5人はかつて信者たちが暮らしていたロッジで一夜を過ごすことになり、今まで目を背けてきた[記憶]と、自分自身と否応なく向き合うことになるのだった。私たちは被害者なのだろうか、加害者なのだろうか。果たして私たちは何か確かなものを手にすることができたのだろうか・・・と。
【受賞歴】
第54回 カンヌ国際映画祭 コンペティション部門招待
サンフランシスコ国際映画祭 ワールドシネマ部門招待
ロッテルダム映画祭 長編映画部門正式出品
第16回 高崎映画祭 最優秀作品賞・最優秀助演女優賞/夏川結衣、最優秀助演男優賞/遠藤憲一

ワンダフルライフ(1998)

【監督・脚本・演出】
監督・脚本・編集:是枝裕和
【出演】
ARATA 小田エリカ 寺島進 内藤剛志 谷啓 伊勢谷友介 他
【公式サイト】
http://www.kore-eda.com/w-life/
【作品解説】
人は亡くなった時、天国の入口でこう言われます。「あなたの人生の中から大切な思い出をひとつだけ選んで下さい」その問いかけに死者たちは自分の人生を振り返り、後悔し、思い出に浸る-。この世とあの世の境界を舞台に、ファンタジーとドキュメンタリーの融合した物語が展開されていく。全米200館で公開され、日本のインディペンデント映画としては異例のヒット。 ハリウッド(20世紀FOX)でのリメイクが決定した。
【受賞歴】
第20回 ナント三大陸映画祭 グランプリ
第16回 トリノ映画祭 最優秀脚本賞
1999年 ブエノスアイレス映画祭 グランプリ・最優秀脚本賞
第46回 サンセバスチャン映画祭 国際批評家連盟賞
第54回 毎日映画コンクール 美術賞/磯見俊裕・郡司英雄
第9回 東スポ映画大賞 作品賞・助演女優賞/小田エリカ、新人賞/伊勢谷友介
第14回 高崎映画祭 最優秀作品賞・助演男優賞/寺島進、新人賞/ARATA

幻の光(1995)

【監督・脚本・演出】
監督:是枝裕和
【出演】
江角マキコ 浅野忠信 内藤剛志 他
【作品解説】
宮本輝の同名小説の映画化。 夫を自殺で失った一人の女性の喪の作業(グリーフワーク)の過程を、心理描写を廃したロングショットの積み重ねによって描いていく-。劇場映画デビュー作。
【受賞歴】
第52回 ヴェネツィア国際映画祭 金のオゼッラ賞・カトリック協会賞・イタリア映画産業協会賞
第14回 バンクーバー映画祭グランプリ
第31回 シカゴ映画祭グランプリ
第19回 日本アカデミー賞 新人俳優賞/江角マキコ
第38回 ブルーリボン賞 新人賞/江角マキコ
第50回 毎日映画コンクール 音楽賞/障明章、新人賞/江角マキコ
スポニチグランプリ新人賞/江角マキコ
1995年 キネマ旬報ベストテン 第4位
第10回 高崎映画祭 最優秀助演男優賞/内藤剛志、新人賞/江角マキコ、若手監督賞

あの日~福島は生きている~

【監督・脚本・演出】
総合監修:是枝裕和 監督:今中康平 発起人:箭内道彦
【公式サイト】
http://anohi.jp/

エンディングノート(2011)

【監督・脚本・演出】
監督:砂田麻美
【作品解説】
2009年、東京。熱血営業マンとして高度経済成長期に会社を支え駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン。67歳で40年以上勤めた会社を退職し、第二の人生を歩み始めた矢先に、毎年受けていた健康診断で胃ガンが発覚。すでにステージ4まで進んでいた。 残される家族のため、そして人生の総括のために、彼が取り組んだのは、「自らの死後の段取り」。限られた日々をまるで現役時代のプロジェクトのごとく生き生きと駆け抜けていく父と、傍らで見守る家族の姿を、娘である監督は映像として記録し続けた。ガン発覚から半年後、ふいに訪れる最期の時。そこに残されたものは――。 長年に渡る膨大な家族の記録から紡がれる、生と死の物語。
【受賞歴】
第62回 芸術選奨文部科学大臣新人賞
第52回 日本映画監督協会新人賞
第35回 山路ふみ子映画賞文化賞 他多数

ビューティフル アイランズ(2009)

【監督・脚本・演出】
監督:海南友子
【公式サイト】
http://www.beautiful-i.tv/

カクト(2003)

【監督・脚本・演出】
監督・脚本:伊勢谷友介
【公式サイト】
http://www.kore-eda.com/kakuto/

蛇イチゴ(2002)

【監督・脚本・演出】
監督:西川美和
【出演】
宮迫博之 つみきみほ 平泉成 大谷直子 手塚とおる 絵沢萌子
寺島進 笑福亭松之助
【公式サイト】
http://www.kore-eda.com/hebiichigo/
【作品解説】
幼いころから成績もよく真面目な倫子は同僚である小学校教師の恋人との結婚も控え、順風な生活を送っていた。だが痴呆のすすんだ祖父の葬式に10年間行方知れずだった兄の周治が現れたことで、家族の暮らしは一変する。正義感の強い妹とインチキを絵に描いたような兄という対照的な兄妹の関係を軸に、平凡な家庭の崩壊と再生のきざしを描いたホームドラマ。是枝裕和監督によるプロデュース、自身のオリジナル脚本による劇場長編デビュー作。
【受賞歴】
第3回 東京フィルメックス コンペティション部門出品
2002年 新藤兼人賞 優秀新人監督賞
第58回 毎日映画コンクール 脚本賞・スポニチグランプリ新人賞 他

こんな雨の日に

こんな雨の日に
映画「真実」をめぐるいくつかのこと

文藝春秋
【出版社サイト】
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163911014

希林さんといっしょに。

希林さんといっしょに。

スイッチパブリッシング
【出版社サイト】
http://www.switch-pub.co.jp/kirinsanto-isshoni/

映画を撮りながら考えたこと

ミシマ社
【出版社サイト】
http://mishimasha.com/books/eiga.html

世界といまを考える3

PHP研究所
【出版社サイト】
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-76569-3

世界といまを考える2

PHP研究所
【出版社サイト】
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-76447-4

世界といまを考える1

PHP研究所
【出版社サイト】
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-76350-7

雲は答えなかった

PHP研究所
【出版社サイト】
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-76155-8

歩くような速さで

ポプラ社
【作品解説】
監督という仕事、少年時代の原体験、3.11以降のこと、カンヌ受賞の瞬間……
是枝裕和の日々の思考の軌跡を綴った初のエッセイ集。

歩いても 歩いても

幻冬舎
【出版社サイト】
http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=102023

花よりもなほ

角川書店
【出版社サイト】
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200603000239

DISTANCE
~映画が作られるまで~

スイッチパブリッシング

小説ワンダフルライフ

ハヤカワ文庫

官僚はなぜ死を選んだのか

日経ビジネス人文庫

いしぶみ ~忘れない。 あなたたちのことを~(2015)

日本テレビ
※翌年、劇場版を公開

きょうの、あきない(2015.4~)

TBS
【作品解説】
食べもの、着るもの、見るもの、楽しむものなど、目に見えるものから見えないものまで、世界中で営まれる様々な“あきない”。あきないとは、売り手と買い手の間で交わされる商品とお金の単純な交換だけではありません。形のないもの、人を想う気持ち、時間や空間、そしてそれぞれの人生が交換されているのです。この番組では、そんな“あきない”を丁寧に切り取ります。

記憶が失われた時(1996)

NHK
【作品解説】
入院中に病院の栄養管理が原因で、新しい記憶を積み重ねていくことができない "前向性健忘" になってしまった、ひとりの男性とその家族の記録。番組は医療制度の問題点を追求しながら、やがて"人にとって記憶とは何か?"という普遍的な問いに辿り着く。
【受賞歴】
放送文化基金賞

彼のいない八月が(1994)

フジテレビNONFIXスペシャル
【作品解説】
日本で初めて性交渉によるエイズ感染を公表した平田豊さんの生活記録。闘病記録ではなく、等身大の一人の人間としての孤独や弱さにスポットがあてられている。 ホームビデオを多用し、取材者と被取材者の共有した時間を描いた私小説的ドキュメンタリー。
【受賞歴】
ギャラクシー選奨

もう一つの教育(1991)

フジテレビNONFIX
【作品解説】
長野県の伊那小学校では、教科書を使わない総合学習に取り組んでいる。番組は、3年春組のこどもたちと仔牛のローラの3年間の成長記録。ほぼ全篇に渡って、是枝自身が撮影したホームビデオの映像で構成されている。
【受賞歴】
ATP賞優秀賞

しかし・・・ 福祉切り捨ての時代に(1991)

フジテレビNONFIX
【作品解説】
水俣病和解訴訟の国側の責任者だった環境庁のエリート官僚が自殺した。山内豊徳53歳。長年にわたり福祉行政に取り組んできた彼が、なぜ自ら死を選んだのか?現実社会に押し流されていく時代の中で、もがき苦しんだ一人の官僚の生と死の軌跡を辿る-。
【受賞歴】
ギャラクシー賞優秀作品賞

悪いのはみんな萩本欽一である(2010)

フジテレビ

あの時だったかもしれない
~テレビにとって「私」とは何か~(2008)

TBS/BS-i
ATP賞優秀賞

私がこどもだった頃(2007)

谷川俊太郎篇
NHKハイビジョン

シリーズ憲法~第9条・戦争放棄「忘却」~(2005)

フジテレビNONFIX
ATP賞優秀賞

歩くような速さで(2002)

日本テレビ
ギャラクシー奨励賞

心象スケッチ それぞれの宮沢賢治(1993)

テレビ東京 ドキュメンタリー人間劇場

侯孝賢とエドワード・ヤン(1993)

フジテレビNONFIX

日本人になりたかった・・・(1992)

フジテレビNONFIX
ギャラクシー奨励賞

公害はどこへ行った・・・(1992)

フジテレビNONFIX

朝のリレー 寝顔篇(2004)

ネスカフェ
2004年 ADC賞グランプリ

アークザラット精霊の黄昏(2003)

プレイステーション2

きっかけはフジテレビ(2002)

フジテレビ・キャンペーン

ミュージック・オーディション・シリーズ(2001~2002)

SONY

じっくりコトコト煮込んだスープ

【出演】
佐藤浩市

3年目のなっちゃん

サントリーなっちゃん
ポッカ
【出演】
田中麗奈

モノより思い出 シリーズ(1999~2003)

日産ニューセレナ

Cocco『水鏡』

Cocco『陽の照りながら雨の降る』

スネオヘアー『やさしいうた』

タテタカコ『宝石』