皆さんから寄せられたメッセージ

おめでとうございます
2004年10月20日 むぎ


是枝監督、出演者のみなさん、スタッフの方々、フランダース国際映画祭グランプリ受賞おめでとうございます。
とてもとてもうれしいです。「誰も知らない」に感動して、共感して、愛してくれる人が大勢いると思うと、世の中まだまだ捨てたモンじゃない、と思ってしまいます。


見る前から
2004年10月20日 風音


泣いちゃいました。絶対、見にいきます!
見た後で、またここに来ます!


ガム
2004年10月20日 おかん


大学生の息子が一足先に行き、「観ろ観ろ」とうるさいこともあり、背中を押されて観ました。なんとも言えない気持ちになりました。息子は「ガムみたいな映画だった」と言いました。
私は泣かない子どもたち、泣くところを見せない監督の意図を知りたいと思いました。泣くことは意思表示でもあります。痛ければ泣く、悲しければ泣く、困れば泣く、わがまま言いたくて泣く。そんな子ども(自分の息子以外でも)の姿を見てきました。笑顔はそれはうれしいけど、泣いた顔もいとおしいものなのだとつくづく感じました。


やはり、名作!
2004年10月20日 sora


グランプリ受賞、おめでとうございます。
やはり、名作だった。
たくさんの人の心の襞(ひだ)に染み入る映画なんですから、
ファンとしては納得の受賞です。


しみました
2004年10月19日 よし


明とゆきの町の夜、小さな胸のかすかな希望、叶えてあげたかった。ゆきを見つめる明のまなざしはまだ幼い。どうしようもない不安、それでも母を想う京子、せつなかった。僕に何ができるのか考えた。


カンヌに続いて
2004年10月19日 千司 澪


フランダース国際映画祭のグランプリ受賞、おめでとうございます。外国で高い評価を受けておられるのを見ると、人種が違っても、生活環境が違っていても、感動する気持ちは万国共通なんだなと思い、嬉しくなります。
これからも監督にしか作れない「是枝映画」を撮り続けてください。次回の時代劇を楽しみにしています。


シングルマザーの立場から
2004年10月19日 千代


はじめまして、私が毎日行くシングルマザーのサイトでこの映画のことが話題になり、でも、実際問題同じ立場のシングルマザーは仕事と子供を持ち、休みも映画などにはいけませんよね、そこで、託児所付きの映画館やシングルマザー優待といったような、助成制度があれば、もっと楽に見られるし、今後そのような悲惨が二度と起きないのではないのかな?なんて思いました。
未婚・離婚とおなじシングルマザーでもさまざまですが、一線を越えてしまわないように、私たちは話し合ってます。
顔も知らない人だけど、悩みを分かち合ったりして、最悪の事態にならないように気をつけています。

グランプリ受賞おめでとうございます!
2004年10月19日 ポコペン


是枝監督、フランダース映画祭グランプリ受賞、おめでとうございます!いやあ、めでたい、めでたい!!
不変性のあるテーマでしたので、全世界共通で通じるのでしょう。これからも監督の視線で見つめ続けて下さい。

おめでとうございます!!
2004年10月19日 yagitaicho


たった今、YAHOOニュースで知りました。凄いですねえグランプリ!!こうしてどんどん世界の人々に認められていくのはうれしい!!

無題
2004年10月18日 XTC


先日レイトショーで観てきました。
見終った直後は「ガス・電気・水道代は私が払ってあげたい!家賃は厳しいけど・・」
などと、とりとめないことを考えていたのですが一晩寝て、ずっしりとしたカタマリ感のある感情が体の中に残りました。

どなたかが感想のなかで、「誰も知らない、見たんだって?どうだった?」と人に聞かれた時、返答に困ると書かれていましたが全く同感です。
「悲しい」、「切ない」、「感動的な」どれも言葉にすると違う感じがするんですね。

ただ、子供のいる方が映画を見終ったとき、早く家に帰って子供の顔を見たくなった気持ち、また未婚の方が「悲しい映画だったが、私は逆に子供を産んで、育てたくなった。」という気持ちは、すごくよく判ります。

子供を前にした時の、大人の(いや、子供だって)「守らなきゃ!」「育みたい!」というやむにやまれぬ気持ちのようなもの。それをあらためて監督によって気づかされたような気がします。

最高!
2004年10月18日 たろう


柳楽くん最高!!子供たち最高!YOUさんも最高!みなさん素晴らしい演技でした。
悲しい場面で、楽しい場面で、涙があふれて止まりませんでした。久しぶりにいい映画を観ました。ありがとう。

無題
2004年10月17日 naomi


あくまで優しく淡々と子どもたちを見守って行くようにつづられる映像。ですが、なんと痛々しい作品なのでしょうか。
京子ちゃんの視線は、特に彼女の繊細な心の動きを映し出していて、とても印象に残りました。そして、ゆきちゃんの可愛らしい独り言、こちらを見る透明な瞳。「かなしい」と思いました。「悲しく」「愛しい」。
youさんの独特なお茶目さは、「勝手な大人」と「かわいそうな子ども」と言う風に、登場人物の立場を類型化していなくて、なんとも不思議な感じです。

無題
2004年10月17日 ミーさー


あそこにいるのは間違いなく僕だ。大人も子供も、そのすべてが誰も知らない僕の姿だ。そう思った。何を置いても生きていていいのだよと言われた気がした。涙をこらえるのに必死だった。必死でこらえて映画館を後にした。夕日に染まった街がとても綺麗に見えた。

長く引きずっています
2004年10月17日 まゆ


先週ひとりで観てきました。恥ずかしながら、これだけ話題となっていたにもかかわらず、実話に基づいていたことを知りませんでした。ネットで随分検索をして、事実を知りました・・
私には2人の子供がいます。4年生と6年生。私は軽い精神障害があって、自分だけ消えてしまいたい、と思った時期がありました。でも、子供たちのことを考えると、それはできませんでした。私がこの世から消えてしまっても、生きて消えてしまっても、あまり変わらないのかも知れません。映画の話に自分を重ねてしまって、だんだん辛くなっていく子供たちを観ていたら、途中で居たたまれない気持ちになりました。目をそむけたいような、逃げたいような気持ちになってしまいました。
今は病気も落ち着いていますし、家庭に不幸な要素は特にありませんが・・・紙一重だな、と思いました。
事件はかなり悲惨なものだったようで、それを考えると、映画はきれいに描かれていると思います。キャスティングも素晴らしくぴったりすぎて、おかげでYOUさんが大嫌いになってしまいました(^_^;)
掲載されている皆さんの感想を見て、私ばかりではないんだ、と思いました・・・子供を抱きしめたい、正にそんな気持ちになりました。
友人に感想を聞かれたり、思い出したりする度に心が締め付けられるようで、観終わった直後のような状態をずっと引きずっています。
子供には見せたいような、見せたくないような、それも自分でもよくわかりません。たくましさや、生活していく知恵などは知ってほしいと思うし、でも、言わば大人の犠牲となってしまったような事実を知ってほしくないと思うし。とにかく、色々考えてしまって、まとまりが付きません。今も考え中です。

「生きること」「生き抜くこと」
2004年10月17日 真紀(元・子供←今でも?)


子供の生命力と、無垢な笑顔は無限大。
どこまでも広がる子供の宇宙、それは果てしない。
例え残酷であろうとも、誰も知らない、子供の世界。
私はまだ未婚で結婚や子供をもうける予定すらないが、いつか子供を授かった時「子供との約束」だけは果たそうと思う、どんな事があろうと。子供には大人と違い「次」がないからだ。一途に「約束」を待っている。
私も自分自身の「果たせなかった子供の時の約束」を未だに覚えている。
「誰も知らない」には程遠いが、決して良い家庭環境では無かった。両親とも暫く離れて暮らして居た時もある。でも、幸せ、だった。自分が、不幸、なんて思った事すら無かった、今でも。
誰も知らない、子供の今と未知なる未来。

温かだった。。。
2004年10月17日 すすむ。


限りなく透明で 透き通ってて 優しくて
強くて 真っすぐで、、、
でも苦しくて 辛くて 繊細で 触れたら壊れそう。。。
言葉に出来ない 色んな感情が 一斉にこみ上げてきて
一筋の涙になって こぼれました。。。
素敵な 作品でした。。。
ありがと。。。

【このメッセージは作品の内容に触れています】
from 仙台
2004年10月17日 flower


単身赴任中の中年おやじです。
昨日、15:00開演にて、場所は仙台フォーラムです。
ほんの少しの予備知識だったため、見はじめの冒頭のシーンが映画中、ずっと気がかりでした。
−−−−穴のあいたTシャツ、伸びた指の爪には、垢が黒い電車で移動しながら、旅行用のピンクのハードケースを頻繁にこすっている髪の毛が長めな少年−−−−−−
30年前に見た映画 「イージー・ライダー」では、冒頭に、かなり遠目からのショットで、主人公達がのるバイクが事故る場面(=死に至る)が、突然、短く挿入されていました。
イメージとして、この嫌な予感は、ある意味では、当たってしまうのでした。
今、仙台は早朝、久しぶりの青空が期待できると思います。
映画を見終わって、昨晩は、この上天気を予想して、一週間分の洗濯物を、京子のように、自動洗濯機に放り込み、ベランダに干しました。
一人で4人分のトランプゲームをする茂
床に残ったマニキュアのあとをこする京子
ちびたクレヨン
なんでもないシーンに、涙のオヤジでした。
友達や社会とのつながりをもとめる明が野球をしている間に、ゆきの事故が起こるのも、無情な必然を感じてしまいました。
飛行場への埋葬は、自分と父親につながる思い出の地のはず。ゆきの父親となって明は埋葬したと理解しました。
帰りの電車のシーンで映画が終わったら、どうしよう、とても心配しました。希望とは言えないかもしれないけど、4人の後姿で終わらせてくれた事に感謝したいと思います。
それにしても、大人として、国として少しでも関わりをもっていた機関というか社会の機能が、コンビニだけ、しかもアルバイトの若い男女だけだったことが印象でした。
これから、溜まった食器を洗います。

今聞いている曲は、ニール・ヤング

Don't let it bring you down

   へこたれてしまっちゃためだよ
   安全な場所が燃え落ちていくだけさ
   誰か見方についてくれる人を探すんだ
   そうすればきみも元気になれるよ
深謝!

日が経つにつれ鮮明に
2004年10月16日 shirasu


この映画を見たのは、もう3週間以上前のことですが、何故か、日増しに映像が鮮明になってきます。
主人公柳楽君の心がどんなだったろう、何とも言えない気がします。
見た際にはそれほどでもなかったけれど、日一日と重さが増す、そんなすばらしい映画です。

メッセージ
2004年10月14日 むぎ


10/12のyorikoさんが書かれているように、私もみなさんから寄せられたメッセージが本になればと思います。

みなさんのメッセージに触れ、自分では気がつかなかったことに気づかされたり、あるいは同じように感じている人がいることに心強く感じます。
そして監督と、みなさんともっと語り合えればいいな・・・。

無題
2004年10月14日 かなこ


お母さん・・・
お願いです。この天使のような子供達にこれ以上辛い思いをさせないで下さい。
まわりの大人の人たち・・・
お願いです。ほんの少しでいいです。気付いて救いの手を差し伸べてあげて下さい。

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